水耕栽培とは、土を一切使わず、無機物の培土を利用して栽培する方法です。
培養土を使わず、水耕栽培を行うのにはメリットあるからです。
1、土を使わないため、土作りの手間がなくなります。
2、土壌汚染の心配が入りません。
3、水耕栽培は連作障害がほぼありません。
4、根は土による負担が無いため、通常よりもはやく成長します。
5、軽量、省スペースで大量の栽培ができます。
使用したトレイは薬液で徹底殺菌・洗浄・乾燥後、保管されます。
殺菌洗浄したトレイに水耕栽培用の培土を詰めていきます。培土はロックウールという人造鉱物繊維です。1つ1つのポッドに手作業で種を植えていきます。
アクリルの板を使ってポッドに種を植えつけた後、規定の量の水を与え、苗テラスへ移動します。
苗テラスは密閉された空間になっており、中の気温、湿度、C02濃度、灌水状態などは
全てコンピュータ管理されています。
タッチ画面の管理パネルで、外から管理できます。室温などの変化がグラフで表示されるので、一目で中の状態の把握ができます。
48時間、光を遮断した状態を保ちます。
その後、アクリル板を取り、人工光をコントロールして、苗が育つのを待ちます。
一定まで苗が育成すると、苗テラスからベッドに移します。
ハウス内は太陽光が降り注ぎ、強い風もなく野菜にとって気持ちの良い環境です。
天井から日光がふりそそいでいる様子。
空の青と、野菜の緑のコントラストが美しいです。
日光が強くなると、気温の上昇を防ぐため、天井のシェードが自動的に閉まっていきます。
培養タンクからは、野菜の品種にあった培養液が送られるシステムになっています。
ここまで生育したら、あとは収穫&パーケージングしていきます。
収穫後、しっかり検品。
根っこはキレイに切り取られます。
弱い葉っぱなど、丁寧に取り除いていきます。
きちんとグラムで分けられた商品をパッケージングしていきます。
どんどん出荷用の箱に積み上げられていきます。
きっちりとシールを貼ったらできあがり。
出荷の準備OKです。
各店舗や市場に出荷します。笑顔の食卓に届くよう、いつも心を込めて作っています。
菜菜ファームのハウスは、自然に囲まれた和泉市国分町にあります。
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